『南極料理人』

こんにちは。ニックの飯塚です。

3連休も終わり、10月の後半戦スタートですね。

3連休中は、銀座へ薬膳火鍋を食べに行ったり、
お買い物に出掛けたり、自宅でDVD鑑賞したりと
自分が今やりたいことを全てして、思いっきりお休みを満喫しました。

写真は、自宅でDVDを鑑賞した『南極料理人』です。

ペンギンやアザラシはおろか、ウイルスさえいない極寒の地・南極で、
気象や雪氷の観測に派遣された日本人隊員7名の胃袋を満たすため、
堺雅人さん演じる調理担当の海上保安官:西村さんが奮闘するお話です。

外は氷点下54℃の銀世界、愛する家族のいる日本は14,000㎞彼方・・・。
冷静に考えるとゾッとする生活環境の中、観測隊員たちの心の支えは
美味しいごはんを隊員みんなで食べること。

限られた食材&調理設備をフル活用し、
「出来るだけ日本で食べるのと同じものを・・・」と
作り上げた西村さんの料理は、
究極の単身赴任生活に時々プッツンしそうになる隊員たちの心を癒します。

個性豊かな隊員たちに、美味しそうな料理の数々。
物語の舞台は極寒の地・南極ですが、
心はほんわか暖まる、ほのぼの系映画です。

本日は、そんな映画『南極料理人』の舞台、
南極に降り注ぐ雪のような「発泡印刷」についてご紹介します。

「発泡印刷」とは、印刷物をふかふかとした柔らかな風合いに
仕上げることが出来る印刷&加工方法です。

加熱によって膨らむ性質をもったインキを使って印刷し、
十分乾燥させたのちに加熱すると、
印刷部分が発泡して盛り上がり、ふかふかになります。

グリーティングカードやシールへの加工をはじめ、
線画状に発泡させることで、簡易スタンプとして利用することも出来ます。


また加工面がややざらつくので、
ドットや編み目模様に印刷すれば、
滑り止めにもなります。

視覚的な面白さはもちろんのこと、柔らかいゴムのような感触が
何とも味わい深い印刷&加工方法なのです。

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