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『The Social Network』
こんにちは。ニックの飯塚です。
写真は、先日観た映画『ソーシャル・ネットワーク』です。
皆さんもご存じのとおり、今年度アカデミー賞の
作品賞有力候補のひとつといわれている作品ですね。
「世界最大のSNS『Facebook』誕生の裏側で展開されていた
複雑な人間模様を描いた作品」的なストーリー説明をよく目にしますが・・・
一言で言うと・・・
「天才も、根はコンプレックスだらけの普通の青年なんだなぁ」
というお話です。
作品全体の感想としては、
正直期待していたほど面白くなかったかな・・・と。
しかし、Facebook創設者:マーク・ザッカーバーグ役の
ジェシー・アイゼンバーグの演技はさすがでした。
コンプレックスだらけ(天燃パーマ・運動部じゃない・モテない等)で、
「自己の投影」とばかりに、周囲の人々に対して
「それは言っちゃまずいでしょう」という暴言を吐きまくるマークは、
ただの「イヤなやつ」以外の何者でもありません。
しかしジェシー・アイゼンバーグが演じると、
「ムカつくけど、何だか憎めない可哀想なやつ」になってしまうのです。
マークの親友:エドゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールドも
非常にチャーミングで、嫉妬深いガール・フレンドに
プレゼントしたばかりのスカーフを燃やされ、
「もう君とは別れる!わ~ん!!」と泣いてしまうシーンは、
気の毒に思いつつも、思わず「プフッ」と笑ってしまいました。
ネットに関連したお話というだけあって、
作品中には時折IT用語が出てくるのですが、
本日はそんな専門用語ネタにあやかって、
印刷に関する専門用語を少しご紹介したいと思います。
(ふぅ。何とか話が繋がった・・・。汗)
まず最初にご紹介するのは、「アミ点」です。
印刷物をルーペでのぞいてみると、
小さな点の集合によって濃淡が表現されていることが分かります。
その一つ一つの点を「アミ点」といい、
印刷ではこのアミ点を大きくしたり小さくしたりすることで、
色の階調を作り出しています。
お次は、「線数」です。
「線数」とは印刷の精度を表す指標のことで、
1インチ(約2.54cm)にアミ点の中心がいくつ並んでいるのかを示しています。
「線」または「lpi(lines per inch)」という単位で表します。
例えば、一般的な雑誌などで使用することの多い「175線」とは、
「1インチに175個のアミ点が並んでいる」という意味です。
線数が多いほどきめ細やかな表現が可能になりますが、
適正な線数は印刷する紙や印刷方式によって異なるので、
一概に線数が多いほど仕上がりもよいとはいえません。
例えば、新聞のような表面の粗い紙に印刷する場合、
線数を粗くした方が細部のつぶれを防げ、
力強い画質を得ることが出来ます。
そして、「アミ点」」や「線数」とともによく耳にするもう一つの用語といえば
「解像度」です。
モニタやプリンタなどの出力装置で、
文字やグラフィックを表現する際の最小単位である点を「ドット」といい、
「解像度」は1インチにこのドットがいくつあるかで、
画像やプリンタなどのきめ細やかさを示しています。
解像度の値が大きいほど精細な画像を表現することが出来ますが、
最終的に画像データの品質を決めるのは全体のドット(ピクセル)の数であり、
いくら解像度が高くても、画像のサイズが小さければドットの数も少なく、
たとえ画像のサイズを変更して大きく扱おうとしても、
ドットの数は一定なので解像度は逆に下がり、画像は粗くなってしまうのです。
本日は3つの用語についてご紹介しましたが、その他の用語についても、
今後少しずつ「印刷豆知識」としてご紹介していきたいと思います。