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Scratch
こんにちは。ニックの飯塚です。
上の写真は、先日ドトールでもらったスクラッチカードです。
「かならず当たりがかくれてる!」という言葉に
期待をこめて削りましたが・・・残念、ハズレでした。
自分にはくじ運が無いことを知りつつも、
「ミラノサンドが当たりますように!!」と、
念じながら削っている自分がいました・・・。
本日は、そんなこすり取って剥がす瞬間が楽しい
「スクラッチ印刷」についてご紹介します。
「スクラッチ印刷」とは、皆さんもご存じのとおり、
印刷物中の下地となる図柄を不透明なインキで隠す印刷方式のことです。
「隠し印刷」と呼ばれる印刷の一種で、銀色の部分を爪やコインでこすり取ると
下に隠れていた図柄が現れるため、別名「銀剥がし」とも呼ばれています。
加工方法は、おおむね3段階になります。
工程①下地となる図柄を印刷します。
↓
工程②その印刷面を保護し、スクラッチを剥がしやすくするための
加工を施します。
ニスを均等に印刷することで印刷面を覆う「ニス引き」や、
ポリプロピレンフィルムを接着剤で貼りつける
「PP貼り」などの方法を用います。
↓
工程③②の上に、スクラッチ用のインキで印刷して完成です。
スクラッチ用のインキには、隠蔽性を高くするために
アルミ粉末が混ぜられています。
インキの色は銀色が一般的ですが、金色や銅色、赤や青などもあります。
また、特注でオリジナルカラーをつくることも出来ます。
手軽に楽しめるという点が魅力のスクラッチカードですが、
実はさまざまな印刷工程を経て出来ています。
今後も身近な印刷物にこめられた色々な印刷/加工方法を
ご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。